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裁判所での小学生を対象とした模擬裁判企画への参加


7月31日,鳥取地方裁判所米子支部で行われた,裁判所主催の模擬裁判企画『夏休み企画「裁判をやってみよう!」に弁護士として参加しました。

 裁判所,検察庁,弁護士とも裁判官,検察官,弁護士の1名ずつの参加でした。

 この企画は,小学生が弁護士,裁判官,検察官の役を担当して模擬裁判を行って,その後各チームに分かれて評議をして有罪か無罪かを決めるという企画です。

 保護者の方も見守られる中,各自担当を割り振られ,小学生の皆さん全員,大きな声でシナリオに沿ってセリフを言っておられました。

 また,その後の評議(話合い)では,弁護士チームの小学生の皆さんが,有罪・無罪のいずれであるかと,その結論の理由をしっかり話されていました。

 今回もそうですが,模擬裁判を通して皆さんの意見を聞くと,なるほどそういった視点もあるのかと,いろいろと気づきが得られます。

 最後に弁護士,検察官,裁判官への質問が行われたのですが,その中で

「なぜその職業に就こうと思ったのですか?」という質問がされ,

いろいろな流れの中で弁護士になったものでしてなかなか回答に困ったりもした。

 回答としては,子どものころからウルトラマンや仮面ライダーといった正義のヒーローにあこがれていたので,困った人を助ける,守る職業の弁護士につこうと思ったのかもしれない,と答えました。

 模擬裁判や裁判傍聴企画が,今後も弁護士会や裁判所の主催で行われると思いますが,貴重な経験となると思いますので,皆さんも,ご自身が参加されたり,お子さんと参加されてはいかがでしょうか。

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