遺産分割で「もめそう」と感じたら弁護士に相談すべき3つの理由
- 真介 住
- 8月29日
- 読了時間: 2分

はじめに
「家族の絆を壊したくない」「できるだけ穏便に済ませたい」―遺産分割は、そんな想いとは裏腹に、些細なことがきっかけで深刻な対立に発展してしまうケースが少なくありません。特に、以下のような状況に心当たりがある方は注意が必要です。
相続人の間で連絡が途絶えている
特定の相続人が故人の財産を管理していた
一部の相続人が遺産の内容を把握していない
遺言書の内容に納得がいかない
法定相続分通りに分けられない事情がある
こうした「もめそう」な予感がする時こそ、早めに弁護士に相談することが、円満な解決への一番の近道です。今回は、遺産分割手続きを弁護士に任せることで得られる具体的なメリットを3つご紹介します。
メリット1:感情的な対立を避け、冷静な話し合いの場を構築できる
遺産分割協議は、親族間で行うため、これまでの関係性や過去の感情が影響し、冷静な話し合いが困難になりがちです。弁護士が代理人として介入することで、当事者同士が直接やり取りする必要がなくなり、感情的な衝突を避けることができます。第三者である弁護士が客観的な視点で議論を整理し、法律に基づいた公正な解決策を提示することで、建設的な話し合いを進めることが可能になります。
メリット2:複雑な手続きや交渉を一任し、精神的・時間的な負担を大幅に軽減できる
遺産分割の手続きは、相続人の確定、相続財産の調査、財産目録の作成など、多岐にわたります。さらに、交渉が難航すれば長期化し、精神的な負担も大きくなります。弁護士に依頼すれば、こうした煩雑な手続きや、各相続人との交渉、必要書類の作成・収集などをすべて任せることができます。ご自身は専門的な知識がなくても、安心して手続きを進められ、本業や日々の生活に集中することができます。
メリット3:法的な観点から最適な解決策を導き出し、納得のいく結果に繋がる
「この分け方で本当に大丈夫?」「将来、トラブルにならないか?」といった不安は、専門家でなければ払拭できません。弁護士は、過去の判例や法律の知識を基に、個々の状況に応じた最適な遺産分割案を提案します。また、特別受益や寄与分など、法的要件を満たさないと主張が認められないようなケースでも、適切な証拠を収集し、論理的に交渉を進めることで、依頼者の利益を最大限に守ります。
まとめ
遺産分割で「もめそう」と感じた時、躊躇せずに弁護士に相談することは、将来のトラブルを防ぎ、ご家族の平穏な生活を守るための賢明な選択です。当事務所では、初回無料相談も受け付けております。どうぞお気軽にご相談ください。
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