民法改正② 法定利率
今回は,民法(債権法)改正の内,法定利率制度の改正について触れたいと思います。 旧法では,法定利率は5%とされていました。 しかし,年5%という利率が,不景気や金融緩和の影響もあって低金利が長く続く状況を反映しておらず,法定利率を下げるべきとの議論が起こりました。...
民法改正① 消滅時効
私たちの生活に最も身近である民法ですが,明治29年(1896年)の制定後,初めて抜本的な見直しを行う改正がなされました。 債権法分野の規定が,主に改正の対象となっていることから,「債権法改正」とも呼ばれています。 平成32年(2020年)4月1日から施行されます。...